第８回アメリカ横断ウルトラクイズ

【第８回】
【特徴】	史上初。海底でのクイズが行われた回です。ジョギングクイズ（後のマラソンクイズ）が初登場。大声クイズ初登場。カリブ海の楽園バハマ連邦発上陸。
【チェックポイント数】	１３
【訪れた国】	グァム　【グァム（アメリカ準州）】アメリカ（【ハワイ州】　【カルフォルニア州】　【ネバダ州】　【サウスダコタ】　【ノースダコタ】　【インディアナ州】　【フロリダ州】　【ペンシルバニア州】　【ニューヨーク州】) バハマ　【バハマ】
【総合司会】	高島忠雄石川牧子
コンピューター室	徳光和夫

【第１次予選】後楽園球場
【ナレーション】お待ちどうさま。大陸には高気圧。山にはもみじ。食卓にはマツタケ。さわやかな秋の風。ウルトラクイズの季節がやってまいりました。１９８４年、後楽園球場の夏。今年の夏はもう来年は来ない。今年の問題は来年はもう出ない。たった一問に運命をかけて、クイズの祭典いざ序幕。・・・ウルトラクイズの第１問はいつも自由の女神。誰が決めたか自由の女神。我が日本テレビも挑戦者も、もう後には引けない。第１問出題から受付締め切りまでたっぷりと２時間。誰に聞こうが何を調べようが、まことに勝手。あの手この手の知恵比べなのです。敷島の大和をのほの行く道は、赤き○か白き×か？	【クイズ形式】 ○×クイズ文字通り○×クイズ。１００名になるまで出題される。第１問は受付で出題。そして受付終了まで電話で誰かに聞く等カンニングをしてもかまわない。第１問に関しては、答えが○と思えば、赤いボールを持って三塁側スタンドに移動。答えが×と思えば、白いボールを持って一塁側スタンドに移動。間違ったほうのスタンドはそのまま敗者席となる。ちなみに、２問目以降はグラウンドに降りてクイズを行うことになる。
	【通過人数】　１１０４８名 → １００名
	【罰ゲーム】特になし。
	【印象に残っている１問】小説【風とともに去りぬの著者マーガレットミッチェルは、風邪をこじらせてこの世を去った。（つまり風邪と共に去ったか？ということ）正解はこちらここをドラックしてね。→　　×
	【備考＆敗者復活戦】今年の第１問は上野の西郷さんの銅像と自由の女神のは同じ方向を向いている。○か、×か？という問題でした。そこで挑戦者の中には、実際に上野までいって、西郷さんの銅像を見てきた方もいらっしゃいましたよね。そこで自由の女神はいったいどの方角を向いているのか？実はそれは、第６回の第１問の正解発表の時、留さんがおっしゃっていたので、それを覚えていれば、お分かりですよね。ちなみにその問題はニューヨークの自由の女神は送り主フランスの方向を向いている。というもの。確かに、このとき、留さんはニューヨークの自由の女神は移民船を迎えるために南南東を向いていいるとおっしゃっております。つまり、これらを踏まえて第８回の第１問は、上野の西郷さんの銅像が南南東を向いていれば○。向いていなければ×ということになるのですね。だからこそわざわざ上野まで行って、西郷さんの銅像がどの方角を向いているか調べにいったんでしょうが、調べに行った方は自由の女神が南南東を向いているということをちゃんと覚えているのでしょうか？もし覚えていなかったら、せっかくの苦労も水の泡となっちゃいますね。（笑）【敗者復活戦】今回の敗者復活戦は、くじ引きで単純にくじ引きで決めました。では、どんな風にくじ引きで決めたかというと、まずは、第８回ミス敗者を徳光さんが選出。そのミス敗者に、ボールの入った抽選箱から、一つずつボールを取り出していただき、その数がパスポートの番号と、一致した１名が敗者復活となる。復活者：１名【優勝賞品発表】なんと今回はこの第１次予選『後楽園球場』で、優勝賞品が発表された。優勝賞品：日本にまだ１台しかない（当時の時点で）クラシック　　　　　なスポーツカー、しかしアメリカでは新車である、こ　　　　　の車を１台。果たして、この車の２台目を手に入れるのは果たしで誰でしょうか？

【第２次予選】成田空港
【ナレーション】人生のエネジーを乗せる飛行機コンチネンタル。この飛行機に乗る為に、会社も休んだ、学校もさぼった、女房とも別れてしまった。第２次予選アミダでもクイズでもジャンケンでもいい、絶対に負けられないのだ。でも私達、お父さんもお母さんも社長さんも、ジャンケンの練習は一生懸命にやってきたのだ。	【予選方法】ジャンケン１対１のジャンケン。３回先に勝ったほうが勝者となり、グァムへ行く飛行機に乗ることが出来る。
	【通過人数】　１０１名 → ５１名
	【罰ゲーム】特になし。
	【印象に残っている１問】特になし
	【備考＆敗者復活戦】今回もここ成田での予選方法を決めるべく、アンケートが行われた。アンケートはいつもどおりクイズ・アミダ・ジャンケンの３つの中から一つを選ぶというものである。ただし今回は３つのことにそれぞれ条件がついており、何が何でもジャンケンを選ぶようになっているのだ。ちなみにその条件は、以下の通り。　　クイズ：勝った人は、航空券を売って愛は地球　　　　　　を救うの２４時間テレビに寄付する。　　アミダ：勝った人は、航空券をそのまま額に飾　　　　　　って我が家の家宝とする。ジャンケン：グァムに行く。ちなみに、アンケート結果は、クイズが４名。アミダが２名。ジャンケンが９１名と、スタッフの思惑通り、今回も、じゃんけんになってしまった。また、今回はジャンケンにコンピューターを導入して、何とか勝とうとしていた挑戦者もいて、ストレートで勝ちぬけていった。さらに、今回は後楽園球場で敗者復活者がいたために、対戦相手が一人いないという事態が発生した。そこで、この敗者復活者はスタッフが用意したパソコンとジャンケンをしたのだ。ちなみにこの方は、見事にパソコンを打ち破り成田突破となりました。そして、話は変わるが、皆さんは、第５回のでゆりもなかのニックネームで慕われていた、奈良さんを覚えているだろうか？この方は第５回ではサイパンまで勝ち抜けましたよね。実はこの方、第８回にも出場しており、ここ成田まで勝ち抜いていたのだ。ちなみに成田での結果は見事勝ち抜け。さぁどこまで勝ち抜けることができるのだろうか？・・・（第８回をごらんの方は皆さんご存知でしょうが・・・）【敗者復活戦】航空券争奪敗者復活戦。成田空港送迎デッキでの敗者復活戦。今回は航空券の入った金庫の鍵をいち早く開けて、航空券をゲットした３名が敗者復活となる。一応ヒントとして、留さんからのメッセージが挑戦者に、与えられた。『皆さんおはよう。泣くなよい子。にくいいやみなウルトラクイズ。今日のコンチネンタルは南のグァム行きさ・・・・』（以下略）復活者：３名。

【第１ＣＰ】成田→グァム
【ナレーション】我が祖国、秋つ島よさらば。憧れのコンチネンタルに乗ってしまえばもうこっちのものと、考えに浸ったのもテイクオフまで。ウルトラクイズの中で最も恥さらしな知力のクイズ、４００問ペーパークイズです。・・・快適な旅が続いておりますが皆さんにとりましては、恐怖の４００問ペーパークイズ。１問につき５秒以内でやっていかなくてはなりません。さぁ、いったい誰がグァムに降り立つことが出来るか。いきます。よーい。ぴっ！（ホイッスルの音）今スタートをきりました。・・・おいしいはずの機内食。楽しかるべき海外旅行。こんなの海外旅行じゃない。まるで予備校の合宿ツアーじゃないの？私達の基本的人権は日本国憲法に保障されているのだ。私達に偏差値はいらないよ。チューインガムじゃない。本当のグァムです。グァム国際空港に待つのは成績順に上陸が許される屈辱のチェックゲート。・・・いつもの通り通過できるのは４０名ですが、ここを降りてくる、降りてきますと、例によってこの名物がある。だめですと、ここで、ならないけども私は・・・なる人は、つまり、そのままここを降りたと思ったら、すぐにまた登って、日本に帰っていただくという、いつもの一番きついのをやってみようというわけです。挑戦者にとっては、本当に悲劇的でありますがいったい誰が通りますか？平均年齢が２３．５歳という若さです。	【クイズ形式】４００問ペーパークイズ毎度おなじみの恐怖の４００問ペーパークイズ。解答方法は３択１問５秒でやっていかなくてはならない。もちろん一度チェックしたものは修正も出来ない。この中の下位１４名が敗者となる。
	【通過人数】　５４名 → ４０名
	【罰ゲーム】特になし。
	【印象に残っている１問】南極昭和基地にあるバーの名前は？ ①しのぶ ②じゅんこ ③さゆりbr> 正解はこちらここをドラック → 　①しのぶ
	【備考＆敗者復活戦】第３回でサイパンまで勝ち抜いていた、谷口さんは第８回にも挑戦しており、ここグァムに上陸しようとしていた。しかし機内ペーパークイズの結果が悪く、後一歩でグァムに届かなかった。でもグァムにおりれなかったとはいえ、２回も飛行機で海外旅行したんだからいいですよね。だってまだ海外旅行したこと無い人も中にはいるんですもん。あと、第５回でメンフィスまで勝ち抜いた、道蔦さんも第８回に挑戦している。ちなみにこの方は第８回でも機内トップ本当にすごいことですよね。このグァムで勝ち残れるのは４０名。しかし、現在勝ち残っているのは、４１名。つまり、最下位で通過した人が２名いるのだ。ここで、最後の上陸者を決めるべく、敗者決定戦を行ったのだ。対決方法は○×クイズ。 ○×のフリップを３人に渡し○×クイズを出題。１問勝ち抜け。同時に正解または誤答した場合はサドンデス。敗者が決まるまで出題される。ここで勝ち抜いたのは、後楽園を敗者復活で勝ち抜き、成田でパソコンを相手にジャンケンで勝ち抜いたあの鴨さんでした。この方の実力もさることながら、なんと運のいいことでしょうか。『最下位同点決勝○×女神クイズに出題された問題』第１問ニューヨークの自由の女神台座の下には、幸せのコインが埋められている。』正解はこちらここをドラック → 　○　第２問ニューヨークの自由の女神のヘアスタイルは、アメリカでは、アンパンまきという。正解はこちらここをドラック → 　○　この後、日本に帰る挑戦者を、機内で待ち受けたのはゴードン神父様でした。この方のトークも面白くて思わず笑ってしまいました。そこでそのトークをご紹介。ゴードン『敗者の皆さんご苦労様でした。』ゴードン『本当はクイズは悪魔です。鬼です。』　挑戦者『いいぞ。いいぞ』ゴードン『ねぇねぇ。』ゴードン『エクソシストです。鬼です。』ゴードン『あなたを救えるのは神だけです。』ゴードン『祈るのです。神に・・・』ゴードン『クイズに負けたからといって落胆して　　　　　はいけませんよ。』ゴードン『飛行機の窓から身を投げてはいけませ　　　　　んよ。窓が開かないのです。』　挑戦者『はっはっはっ。（笑）』（誰が身を投げるっちゅうねん。と思わず突っ込み・・・）ゴードン『どうしてニコニコしているの？』ゴードン『がんばってね。アーメン。』

【第２ＣＰ】グアム
【ナレーション】グァム、ココスアイランド。青い海、白い珊瑚礁、緑の島。何て美しいのだココスは。しかしこんなにも美しいココスを、泥んこで汚す奴がいる。・・・第２チェックポイント、ウルトラクイズ恒例『○×どろんこクイズ』今年の土は過去最高、焼き物にもぴったり９時間かけて練りに練った極上の土です。・・・テレビで見て知ってはいたが、いよいよ自分の身にも、ふりかかってきたのだ。 ○×泥んこクイズ。正解ならばマットの上。間違いならば泥んこびよう。・・・【泥んこクイズ終了後】ハワイ行きのチケットは２５枚。まだ３人行けるのです。恥の上乗り、泥んこ上乗り敗者復活、泥んこボール争奪戦。・・・【時差ぼけ調暁の奇襲作戦】今午前４時１６分です。星もきれいですね。これから何をやるかといいますと暁の奇襲作戦というのをやりまして、敗者たらいまわしクイズというのをこれからやりに行くんです。ところが、挑戦者は、確か２時ごろまでお酒を飲んで、いい気で楽しんでおりました。もうハワイの夢を見るだけ。こんな感じでしたので、そこを襲ってこれからクイズをしようと思います。公平に行きたいと思います。（と、これから行く部屋を抽選で決める留めさん）	【クイズ形式】突撃○×泥んこクイズ毎度おなじみグアム名物○×泥んこクイズ。一人ずつに留さんから○×クイズが出題される。挑戦者は前にある○×ボードめがけて走りながら○か×かを選択しボードに飛び込み突き破る。見事正解ならやわらかいマットの上へ。間違えば泥の海にまっさかさまとなり、東京直行。このクイズで定員に満たない場合は、敗者復活戦となる。ちなみに今回も３人ほど定員に満たなかったので敗者復活戦がありました。詳しくは備考の欄をご覧ください。それから、グァムの旅はまだまだ終わらず、真夜中の奇襲クイズが待ち受けているのであった。【奇襲クイズのクイズ形式。】時差ぼけ調整、暁の奇襲大作戦。敗者たらいまわしクイズ各部屋にクイズの訪問。早押しクイズで敗者１名を決める。１問正解勝ちぬけ。ここで負けた人は次の部屋にたらいまわしにされ、次に行く部屋の方と一緒にクイズを行う。これを繰り返して、最後に負けた方が本当の敗者となる。ちなみにこれから行く部屋のはくじ引きでそのつど敗者によって抽選される。（最初は留さんが抽選しました。）
	【通過人数】　４０名 → ２２名　　　　　　　　　　敗者復活：３名　　　　　　　　　　奇襲クイズ　２５名 → ２４名
	【罰ゲーム】【泥んこクイズ】特になし。【奇襲クイズ】グァムの名物料理『ファニヒ』の闇鍋を食し堪能する。ちなみにファニヒとはコウモリ鍋のことであり、味としては冷えたケンタッキーフライドチキンみたいな味のようです。
	【印象に残っている１問】【泥んこクイズ】飛行機雲ジェット機には出来るがプロペラ機には出来ない。正解はこちらここをドラック → 　×　【ココス島奇襲クイズ】ボーリングで３フレーム連続でストライクを取ることをなんというか？正解はこちらここをドラック → 　ターキー
	【備考＆敗者復活戦】今回の泥んこクイズで泥の海に飛び込んだ第１号は、第１３回の準決勝『ボルティモア』で激戦を演じた、名古屋大学ＯＢ（第８回のときは名古屋大学在籍）のあの、秋利さんです。同じ１３回の挑戦者でも永田さんが第１０回で泥の海に飛び込んだのは有名ですが、秋利さんが第８回に出場されていたのは私も全く気がついていませんでした。私がこのことに気がついたのは、昨年のことで、何度か繰り返して見ているうちに、グァムで、泥んこクイズに挑戦している秋利さんの姿を見て、あれっ！もしかして１３回に出場されていたあの秋利さん。とおもって、さらに繰り返して見るうちに間違いないと思うようになりました。この回も（他の回もそうかもしれませんが・・・）他の回をまたがって挑戦されている方がいるようで、本当にうらやましい限りです。『敗者復活戦』泥んこボール争奪戦泥んこの海の中に数字の書かれたボールが入っている。挑戦者は出題された問題の答えとなる数字が書かれたボールをカルタとりの要領で取り合う。見事正解なら勝ち抜けとなる。ちなみにここで出題された問題はこちら。【第１問】死んで最初にわたるのは何途の川？正解はこちらここをドラック → 　３途の川　【第２問】卍という字の画数はいくつ？正解はこちらここをドラック → 　６画　【第３問】不動産広告で駅から徒歩５分といったら、これ何百ｍのこと？正解はこちらここをドラック → 　７４００ｍ　あっ！そうそう。今回はグァムの勝者を奇襲クイズが待ち受けていましたよね。各部屋にクイズの宅急便とばかりにクイズをしにいっていましたが、ここで最後に選ばれた部屋の方は本当についてませんよね。だって寝込みを襲われた中、たった一回クイズに負けただけで敗者になってしまうんですから・・・

【第３ＣＰ】ハワイ
【ナレーション】美女を求めて三千里。やってきましたブルーハワイ。年々、水着の面積が減っていくハワイ。あと１０年したら、どうなるんでしょうかね？・・・それはさておき、２４名の挑戦者達はお楽しみのアメリカンブレックファースト。食べたい物を食べたいだけ注文しておりますがちょっと待て、その一口が豚になる。いや、その一口が運命の別れ道。・・・食べも食べたり挑戦者。所要時間はおよそ５分です。腹が減っては戦は出来ぬ。ウルトラクイズは戦なのよ。	【クイズ形式】朝飯早食い綱引きクイズ第７回で行った、綱引き早押しクイズとほぼ同じもの。今回は、バイキング形式の朝食を早く食べた順に、綱引きクイズの順番がきまる。このことを留さんから知らされたのは、自分の食べる分だけ朝食をテーブルに運んできた後なので、普段ゆっくり食べる方や、ここぞとばかり多く持ってきた方にとっては非常に不利となる。逆に小食の方や大食いの方はすぐに食べられるので有利となる。朝食を早く食べた順に並び綱引きで引き勝ったほうの先頭の方に解答権が与えられる。１問正解で勝ち抜け。ちなみに、今回も裏切って相手方の方へ引っ張ってもかまわない。
	【通過人数】　２４名 → １２名
	【罰ゲーム】ワイキキのビーチでコタツに入って、マフラーなど防寒具を着込み、暑さに我慢しながら、熱々の鍋をみんなで仲良く食べる。
	【印象に残っている１問】何かをするときひたすら他人の力を当てにすることを何本願というか？正解はこちらここをドラック → 　他力本願
	【備考＆敗者復活戦】ここでの罰ゲームは暑いハワイのワイキキビーチでマフラーなどの防寒具をいっぱい着込んで、コタツに入りながら熱々の鍋をみんなで仲良く食べるものでしたよね。しかし、暑がりの方にとってはこの罰ゲームかなり酷なものでしょうね。私も暑いのは苦手なのでよく分かりますが、ちょっとでも暑くなるとだんだん思考能力が低下してきて、何もする気が起きなくなっちゃいますからね。敗者の中にはいつからこの番組は『ザ・ガマン』になったのよなんてこと言ってた人もいましたね。本当にお気の毒です。ところで話は変わりますが、ここでのクイズの勝敗にはやはり最初に順番を決めた早食いがかなり左右されたようです。中には一回もクイズに答えることが出来ず、そのまま敗退した方もいらっしゃったようで、機内トップだった道蔦さんもここでの早食いが響いて結局は一問も答えることが出来ず敗者となったようです。
【第３チェックポイント通過者】阿部　実　　　石橋　史行　　岩田　一美　　内野　渉落合　篤也　　古賀　信子　　宍戸　浩明　　高根　恵千葉　俊直　　奈良　哲弥　　米倉　裕行　　橋本　昇吾

【第４ＣＰ】サンフランシスコ
【ナレーション】第４チェックポイント。サンフランシスコ。１１０３６名の敗者を蹴落としアメリカ本土に上陸した１２名のエリート達。合言葉は「私達はバカじゃない」。書道雑誌の編集マン【千葉　俊直】・慶応大学マイコンボーイ【落合　篤也】・創価大学【宍戸　浩明】・ネクラと呼ばれて２０年関西の星【高根　恵】・甘いものが大好きな法政大学【阿部　実】・まもなく結婚【岩田　一美】・最年少城西大学【米倉　裕行】・福岡の肝っ玉母さん【古賀　信子】・最年長３８歳【橋本　昇吾】・中央大学【内野　渉】・麻布獣医大学【石橋　史行】・ゆりもなかの若社長【奈良　哲弥】笑っているのも今のうちだよ。	【クイズ形式】双子神経衰弱クイズ現地の１１組の双子＆２組の三つ子さんをゲストに迎えての神経衰弱クイズ。挑戦者はクイズに答えるとパネルを２枚オープンする権利が与えられる。番号札をつけた２８名の双子・三つ子のパネルを開き、双子がぴたり合えば勝ち抜け。三つ子は、アンラッキー３人そろわないと勝ち抜けることが出来ないのです。しかも今回は３つ子が二組。まさに、カンと記憶力が無いと勝ちぬけられないのである。
	【通過人数】　１２名 → １１名
	【罰ゲーム】テントの形をしたエアボートを実際自分で空気を入れて膨らませそのテントで日本まで帰国する。
	【印象に残っている１問】習字に使う墨の数え方は？正解はこちらここをドラック → 　１丁２丁
	【備考＆敗者復活戦】ここサンフランシスコで最後の席を争ったのは米良さんと橋本さんでしたが、何とこの二人の年齢は、ちょうど１８歳離れているようです。橋本さんもおっしゃっておりましたが、最年少と最年長の対決も面白いものですね。
【第４チェックポイント通過者】阿部　実　　石橋　史行　　岩田　一美内野　渉　　落合　篤也　　古賀　信子　　宍戸　浩明高根　恵　　千葉　俊直　　奈良　哲弥　　米倉　裕行

【第５ＣＰ】リノ
【ナレーション】いよいよ今週のクライマックス。第５チェックポイント『リノ』。我々たる岩山、静かな湖。この大自然に相応しい全く新しいクイズが登場します。・・・この人全米遠吠えチャンピオン山奥深く分け入ったとき、遠くの相手に呼びかけるための大声なのです。山ではみんな大声。題して遥かなる山の大声クイズ・・・高さが２７００ｍあります。富士山でいいますと８合目ぐらいですね。やってきました冬のオリンピック。第８回が行われましたスコアバレーにやってきました。みんなの顔は黒くたくましくなってまいりました。	【クイズ形式】遥かなる山の大声クイズ今ではおなじみの大声クイズ。この回から登場いたしました。クイズの答えが分かったら、挑戦者は、早押しボタンの代わりに、それぞれに割り当てられたフレーズを大声で叫び早押しハットを立ち上がらせる。当然のごとく早押しハットを立ち上がらせた方に解答権が与えられる。誤答お手つきは－ポイント。２ポイント先取。
	【通過人数】　１１名 → １０名
	【罰ゲーム】ゲストの大笑いチャンピオンの方と一緒にひたすら笑いながら、帰国する。
	【印象に残っている１問】ヘミングウェイの長編小説『武器よさらば』に出ているヒロインの職業は何？正解はこちらここをドラック → 　看護婦
	【備考＆敗者復活戦】ここでは大声クイズが行われました。しかし、皆さんの叫んだフレーズは個性豊かなものでしたね。ここでそのフレーズをご紹介いたしましょう。千葉さん『一丁２丁』（書道雑誌の編集マンなのに墨の数え方が分からなかったから・・・）宍戸さん『ばんだい山』落合さん『負けた』高根さん『ネクラ』（元気が無いのでネクラというニックネームがついたから・・・）阿部さん『大福』（甘味愛好会なので）岩田さん『やっちゃん』（婚約している人の名前から取ったフレーズ）米良さん『城西大学』（城西大学を日本国中に広めるため・・・）古賀さん『竜彦！由紀子！』内野さん『埼玉』（ダサいという言葉が埼玉から生まれたということで埼玉代表の内野さんにこのフレーズを叫んでもらうことにしたようです。石橋さん『忘れた』（ついさっき留さんが話していたことを質問されたがちゃんと答えられなかったから・・・）奈良さん『ゆりもなか』（いつ負けてもいいようにゆりもなかを宣伝するため）以上１１名のフレーズでした。どれもユニークなものばかりでしょ。中にはひでぇーなぁと思うのもありますが、そこはまぁご愛嬌ということで許してもらいましょう。といったところなのでしょうか。（笑）
【第５チェックポイント通過者】阿部　実　　　石橋　史行　　岩田　一美内野　渉　　　落合　篤也　　古賀　信子宍戸　浩明　　高根　恵　　　千葉　俊直　　奈良　哲弥

【第６ＣＰ】フェニックス
【ナレーション】スカイダイビングのメッカ。フェニックス。全米第１位クーリッジダイビングチーム。の華麗なダイブまさに気分はスーパーマン。でも、見下ろす下界は灼熱の大地。いくら心頭滅却しても温度計は下がらないここは地獄の一丁目。暑いぞ～。	【クイズ形式】バラマキクイズおなじみのバラマキクイズ。挑戦者は８０ｍほど先の地点にばら撒かれた封筒を拾って、留さんの所まで戻ってくる。クイズが入っていれば答えることが出来る。ただし中にはハズレが入っていて、ハズレを引くと、クイズに答えることなく再度封筒を拾いに行かなくてはならない。ちなみに、今回は２０％入っている。あと、どうしても水が飲みたい人のために水を用意してあります。ただし、水を飲む場合は１ポイントと交換となりますが・・・２ポイント先取。
	【通過人数】　１０名 → ９名
	【罰ゲーム】砂漠では水は非常に大切ということで、砂漠で生き抜くサバイバル講座を受け実際自分で水を作るというもの。具体的にどうやって水を作るのかというとまず穴を掘ってビニールをかぶせと中が太陽熱で暑くなり、ちょっとしたサウナ状態になる。その中に入り、たっぷり汗をかくと、その汗がビニールで冷やされ、蒸発しビニールで冷やされ水滴が出来る。その水滴をひたすら集め蒸留水を作る。言葉では簡単に言えますが、この方法で水を作るのは非常に大変だと思います。
	【印象に残っている１問】フランダースの犬の主人公ネロが憧れていた画家は誰？正解はこちらここをドラック → 　ルーベンス
	【備考＆敗者復活戦】成田の備考にも少々描かせていただきましたが実は、ゆりもなかの愛称で慕われていた奈良さんはここで敗者となってしまったのです。一度目の第５回ではサイパンまで勝ち抜き２度目の第８回ではここフェニックスまで勝ち抜いたのですから、この方もある意味そうとうな実力者といっていいのではないでしょうか。敗者となってしまった奈良さんですが、これだけゆりもなかの宣伝が出来たのですから、御の字といったところでしょうか。しかし、留さんもおっしゃっていましたが、せっかく宣伝して、スタッフ挑戦者をはじめ視聴者の皆にゆりもなかの存在が知れわたってきたのに、どの店で売っているのか分からないというのが玉にきずでありますよね。
【第６チェックポイント通過者】阿部　実　　　石橋　史行　　岩田　一美内野　渉　　　落合　篤也　　古賀　信子宍戸　浩明　　高根　恵　　　千葉　俊直

【第７ＣＰ】ラピッドシティ
【ナレーション】インディアンの聖地。ラッシュもあの岩肌に刻まれた４人の大統領。ワシントン・ジェファーソン・ルーズベルトリンカーン、アメリカ建国の父達の目の前で行わうのは、世界史探訪ご先祖様リレークイズ日本人なら誰でも知ってるあの人この人の子孫が、続々登場します。	【クイズ形式】ご先祖探訪リレークイズ日本人なら誰でも知っているあの人この人の子孫の方をゲストに迎えてのリレークイズ。解答方法はリレー形式。２ポイント先取。
	【通過人数】　９名 → ８名
	【罰ゲーム】映画『北北西に進路を取れ』（アルフレッドヒッチコック監督作品・ラッシュモア追跡シーンが圧巻）にちなんで北北西にある管制塔を目指し、たとえ障害物などがあっても曲がることなくひたすらまっすぐ進み帰国する。
	【印象に残っている１問】クラーク博士のひ孫さん。シチュー・クラークさんをゲストに迎えての１問。私の家庭ではボーイズビーアンビシャスが家訓として実は省略して残っているんです。では、その省略された言葉は？正解はこちらここをドラック → 　Ｂ．Ｂ．Ａ．（Ｂｏｙｓ　Ｂｅ　Ａｍｂｉｔｉｏｕｓの頭文字）
	【備考＆敗者復活戦】今回の罰ゲームはひたすらまっすぐ突き進み管制塔まで帰るというものでしたが、なんと途中には牧場と民家があるんです。それでもひたすらまっすぐ突き抜けなくてはならない敗者でありましたが、やっぱり民家は突き抜けられなかったようですね。その家の住人に怒られても何とかまっすぐ突き進もうとはしたのですが、結局は出て行けといわれて道を曲げざるをえなかったようです。そりゃそうですよね。住民にとっては、いきなりわけのわかんない人がやってきて自分の家を突き抜けていこうとされたら頭にもくるでしょうし、追い出したいと思うのは当然のことでしょう。私にとっては、その住民と敗者のやり取りが面白かったですが・・・ところで、今回の敗者、落合さんのマイコンで次のチェックポイントの敗者予想をしてましたね。結果は阿部さんと出ておりましたが、それに反発するようにコンピュータールームでも徳光さんが敗者予想を行なっておりました。ただ、ここではダコタでの敗者予想ではなく、阿部さんがどこで落ちるかというものでした。その結果は次のチェックポイントの『ダコタ』ではなく、そのまた次のチェックポイント『インディアナポリス』と出たようです。果たして敗者予想のゆくえはいかに・・・
【第７チェックポイント通過者】阿部　実　　　石橋　史行　　岩田　一美　　内野　渉古賀　信子　　宍戸　浩明　　高根　恵　　　千葉　俊直

【第８ＣＰ】ダコタ
【ナレーション】アメリカ中央大平原最北端。ダコタ。我がウルトラ幌馬車隊は西部開拓時代そのままに、インスタントなしの生活を体験。フロンティア精神ならぬウルトラ精神を磨くのです。どこまでも続く地平線です。開拓時代にはたくさんの人がミシシッピーを渡り、その大草原を渡ってそしてロッキー山脈を超えて西海岸に向かったわけです。この狭い馬車に家族全員が乗って４５００ｋｍいったいどんな旅をしたんでしょうか？アメリカってこうして旅をしないと嘘ですね。車で走っちゃったら何の意味も無いような気がします。風を受けて土の香りも届いてきます。馬のお尻の香りも届いてくるんです。とっても楽しいですよ。一度はこれをやってみたかった。私はまだ２時間半ぐらいしかこの馬車に乗っておりませんが、すでにお尻が真っ赤になってます。	【クイズ形式】早押しクイズ誤答お手つきは、後ろにあるにんじんかリンゴを馬かロバに食べさせて帰ってくる。当然その間も問題は出題される。３ポイント先取。
	【通過人数】　８名 → ５名
	【罰ゲーム】涙が出なかった敗者に与えられた罰ゲームは、たまねぎをひたすら切って、涙を流すというものであった。ちなみにこの罰ゲーム花嫁修業もかねているようです。
	【印象に残っている１問】ここノースダコタはひまわりの生産地です。さて、ロシアとイタリアを舞台にした映画『ひまわり』の主演女優といえば誰？正解はこちらここをドラック → 　ソフィア・ローレン
	【備考＆敗者復活戦】ここダコタにやってきた頃は、もうウルトラ隊が、日本を離れて２週間たとうとしているのですね。そろそろ日本料理が恋しくなってくるのでしょう。そして、留さんが挑戦者に何が食べたいですか？とインタビューしておりましよね。三陸わかめの入った味噌汁と答えたのは千葉さん。おにぎりと答えた宍戸さん。おそばと答えた古賀のおっかさん。ラーメンとすしと答えて、欲張りと留さんに言われた内野さん。生うにと答えた石橋さん。皆さんの個性がここでも出ていますね。クイズ終了後には、勝者の皆さんで日本食を作って食べていましたが、懐かしの日本食になぜか心が癒され、勝者の皆さんはとても楽しそうに見えましたね。一方敗者の二人にはポークビーン一缶だけが与えられてやはり勝者とは雲泥の差でしたね。ところで話は変わりますが、みんなで食事会をしている間に日本からホームシック宅急便ということで手紙が届けられましたよね。中でも古賀のおっかさんに届けられた子供さんたちの手紙にはお母さんへの気持ちがたくさんあふれていて、正直私も胸をうたれて思わず涙ぐんでしまうほどでした。ウルトラクイズにはこういった感動を呼ぶ一つ一つのドラマがたくさんあふれているのですね。【敗者復活戦】敗者二人で先に泣いたほうが復活できるというものでした。ここでの復活者は宍戸さんですが、どうやって泣いたかというと、ラピッドシティで落合さんが負けたとき、宍戸さんと抱き合って泣いたことを思い出して泣いたそうです。ウルトラクイズでは新たな出会いと共にたくさんの友情も生まれるのですね。復活者：１名
【第８チェックポイント通過者】阿部　実　　　石橋　史行　　内野　渉古賀　信子　　宍戸　浩明　　高根　恵　　　千葉　俊直

【第９ＣＰ】インディアナポリス
【ナレーション】今年で６８回目を迎えました。カーレースの最高峰インディー５００マイルレース。平均時速２６０キロ。Ｆ１ぶっ飛ぶ男達の男達の戦場で、ウルトラクイズも過酷なクイズを戦いを繰り広げます。Ａ・Ｊ・フォイト、ジャッキー・スチュワートもここを走ったんですよね。メインスタジオが見えてきます。この音がたまりませんな。最高。Ｔｈｉｓ　ｉｓ　ＡＭＥＲＩＣＡ。これは今年のオフィシャルペースカーです。オフィシャルペースカーとは、インディ５００マイルの先導車。この車なしにレースはスタートしないのです。それにしても何も知らない挑戦者。ボーっとたってますなぁ。一つ驚かしてやるかな。	【クイズ形式】ジョギング早押しクイズここインディアナポリスのモータースピードウェイでの、当時では史上初のジョギングクイズ早押しハットがくっついているペースカーに先導され、挑戦者は走りながら早押しクイズをするという今ではおなじみですが、当時では画期的なクイズであった。誤答お手つきはイエローフラッグを持って一回休みとなる。３ポイント勝ち抜け
	【通過人数】　７名 → ６名
	【罰ゲーム】万歩計をつけ、ビールジョッキを持ち、マンボを踊りながら帰国する。
	【印象に残っている１問】ホテルやレストランについてのガイドブック、世界中のロードマップを出しているフランスのタイヤ会社は？正解はこちらここをドラック → 　ミシュラン
	【備考＆敗者復活戦】ここではジョギングクイズという最も過酷なクイズが行われていましたね。でも、考えてみてください。あのインディ５００マイルレースが行われるインディアナポリスのモータースピードウェイを実際に走れるんですよ。それだけで、モーターレースファンならずとも実に素晴らしい経験になるではありませんか。こんなことはウルトラクイズでなければまず体験できないでしょうね。一応タレントさんで番組の企画で実際に走った方もいらっしゃいましたが、スポーツ好きの私にとっては本当にうらやましい限りです。とはいえ、ここでの敗者の阿部さんにとっては、レース場とは、あまり縁が無いらしく、実際好きにはなれなかったみたいですね。（第１２回出場時にレース場は嫌いだとクイズ中におっしゃってましたから・・・）ところで、話は変わりますが、第７チェックポイント『ラピッドシティ』で落合さんのマイコンとコンピュータールームでの敗者予想をしあっていたのを皆さんは覚えているでしょうか？予想対象者はこのチェックポイントの敗者であった阿部さんでしたね。落合さんのマイコンでは前のチェックポイントダコタで落ちると予想され、コンピュータールームではここインディアナポリスで落ちると予想されていました。実際のところコンピュータールームの的中という結果となりましたね。
【第９チェックポイント通過者】石橋　史行　　内野　渉　　古賀　信子宍戸　浩明　　高根　恵　　千葉　俊直

【第１０ＣＰ】キーウエスト
【ナレーション】青い海。南へ伸びる白い橋。ここはアメリカの最南端。４２の橋で結ばれた島々。セブンマイルブリッジをひた走り、どんずまり。キーウエストを目指して今バスツアー。ヘミングウェイはここで『誰がために鐘は鳴る』を書いたとか。さぁ勝利の鐘をならすのは誰か。どんずまりの敗者になるのはだれかな。とうとう東海岸まで突き抜けてしまいました。やってまいりました。こちら側が何だろう？なんて海だろう？（挑戦者：『大西洋』）じゃあ向こう側は？（挑戦者：『メキシコ湾』）そうなんです。とうとうここまで来ましたなぁキーウエストです。今残っている皆さんは６名の皆さんです。	【クイズ形式】潮干狩りクイズ早押しクイズ。誤答お手つきは－ポイントの代わりに、後ろにある海まで行って、潮干狩りをしてハマグリを取って戻ってくる。もちろんその間も出題されていく。３ポイント先取。
	【通過人数】　６名 → ５名
	【罰ゲーム】ここキーウエスト老人と海の舞台であるとともにトローリングのメッカである。そこで、ここで実際にトローリングを教わって、無人島でロビンソンクルーソーの一日体験をする。
	【印象に残っている１問】それ以上分割できないという意味で名づけられた小さな粒子は何？正解はこちらここをドラック → 　アトム
	【備考＆敗者復活戦】このチェックポイントの敗者は最後の女性古賀さんでした。これで遂に女性が挑戦者の中からいなくなってしまったのですね。それにしても、クイズ中に少し気になったことがあります。それは印象に残っている一問でも紹介した。アトムの問題で古賀さんは何か小声でしゃべっていたような気がするんです。これはあくまで推測なんですが、もしかして、この問題の答えを解っていたんだけどただ、自信が無くて勝負できなかったのじゃないでしょうか？もしそうだとしたら、とても皮肉なものですね。そこで勝負をしなかったばっかりに敗者になってしまうんですから・・・私としても久しぶりに女性のチャンピオンが生まれるのではと思い応援してましたのでちょっと残念でした。そして、そんなことを感じるのと同時に、やはりここ一番で勝ち抜くためには、強気に勝負をかけていかないといけないのだと改めて思い知らされたような、そんな気がいたします。
【第１０チェックポイント通過者】石橋　史行　　内野　渉宍戸　浩明　　高根　恵　　千葉　俊直

【第１１ＣＰ】バハマ
【ナレーション】遥かなる大英帝国の香りが残るカリブ海の楽園バハマ連邦。世界一の透明度を持つ海に魅かれて、やってくる観光客は年間１５０万人。日本からもひとっとび。第２のハワイになる日も近い。仕事とはいえこんな素晴らしい太陽と、こんなきれいな海の水に、接することが出来るって最高ですね。いやぁしかしきれいな水です。ダイバーならば、一度はやって来たいという世界一の透明度を持つこのカリブ海。挑戦者の皆さんも楽しんでおります。船が見えてきたよ～。ほら～見て～。	【クイズ形式】海底早押しクイズ。カリブ海の海底での史上初の早押しクイズ。これも世界一の透明度を誇るカリブ海だからこそ出来るというもの。誤答お手つきは、－ポイントとは当然つきますが、今回はそれだけでは無い。３０秒間酸素を止めるペナルティが待っているのだ。全く泳げない人にとっては３０秒といえど酸素が送られてこないだけでパニックに陥ってしまう可能性もあるでしょうから、注意が必要かもしれませんね・・・３ポイント先取。
	【通過人数】　４名 → ３名
	【罰ゲーム】このカリブ海の海底を歩いて帰国する。
	【印象に残っている１問】日本にはせんだい市と読む市が２つあります。一つは宮城県。もう一つは何県？正解はこちらここをドラック → 　鹿児島県
	【備考＆敗者復活戦】今回はカリブ海の海底まで潜って早押しクイズをしておりましたがその際挑戦者の荷物からクイズに使用した機材一式も全て海底までもって行きましたよね。しかし、水中に荷物を持っていって大丈夫だったのでしょうか？今では技術なども発達し防水対策などそんなに難しくなく立てられるでしょうが、当時の技術力でこれだけの機材などを水中に持っていってその後なんとも無かったのかなあ？と、正直感じましたが、そこはウルトラクイズ。あらゆる技術力をフルに使って無理難題を可能にしたのですね。実にすごいことです。
【第１１チェックポイント通過者】石橋　史行　　内野　渉宍戸　浩明　　高根　恵

【第１１ＣＰ】フィラデルフィア
【ナレーション】アメリカ独立の地。フィラデルフィア。アメリカ最初の銀行も、アメリカ最初の病院もそして、ロッキーもこの街から生まれたのです。２００年の歴史がいきづいているこの街は、アメリカのスタートライン。ニューヨークへの道もここから始まるのです。風はありませんけれどもぴりっと寒さを感じる、やっとニューヨークも目の前という感じがします。準決勝が行われますのは、ペンシルバニア州フィラデルフィアです。皆さんのちょうど後ろにある建物が、インディペンデンスホールです。皆さんのちょうど見ている正面にあります大きな鐘がリバティベルです。本当はインディペンデンスホールの上にぶら下がっていたものです。いよいよ、ほらっ。１２時。クイズ開始を告げる鐘の音ですね。	【クイズ形式】通過クイズ。
	【通過人数】　４名 → ２名
	【罰ゲーム】ここフィラデルフィアが舞台となりました、映画『ロッキー』にちなんで、ロッキーのワンシーンを体験する。まずジョッキにいっぱい入った生卵を一気に飲み干し、ひたすらトレーニングを行う。全てが終わると、最後に元世界チャンピオン『ジョーフレジャー』と実際に対戦する。
	【印象に残っている１問】『ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ師の、猫っかぶりの、やしの、ももんがの、岡っぴきの、ワンワン泣けば犬ぬも同然な奴』こんな言葉の出てくる文学作品は？正解はこちらここをドラック → 　坊ちゃん
	【備考＆敗者復活戦】今回の罰ゲームはここフィラデルフィアが舞台となりました、映画『ロッキー』にちなみまして、ボクシングのトレーニングを受けて最後に、元ＷＢＣ世界ヘビー級チャンピオン『ジョーフレージャー』と対戦するものでしたよね。しかし、総合司会の高島さんもおっしゃってましたが、これって本当に罰ゲームなんでしょうか？あのジョーフレージャーですよ。たとえばですよ。世界ＷＢＣスーパーフライ級チャンピオンの徳山昌守（階級は違いますが・・・）さんと３分間だけでもスパーリング出来るとしたら、皆さん同思われますか？まぁ簡単にいなされることだと思いますが、ほんの一時といえど、あの憧れの世界チャンピオンの方と同じリングでグラブを交えることが出来るなんてまさしく夢のような話ではないじゃないですか。そんな夢のような話、普通じゃ絶対体験できないですよね。きっとウルトラクイズだからこそ出来ることだと思うんです。私もボクシングは好きなほうなんで、世界チャンピオンと対戦できたら夢のようだと思うのです。これが罰ゲームですよ。信じられます？もし、これが優勝賞品って言われてもおかしくないくらいい今回の罰ゲームは。いいものですよね。もちろん負けることはいやなことなんですが、こんな罰ゲームなら是非受けてみたいですね。ただ、生卵をそのまま一気飲みするのは、正直いってちょっといやですけどね・・・（苦笑）
【第１１チェックポイント通過者】石橋　史行　　宍戸　浩明

【決勝】ニューヨーク
【ナレーション】自由の女神は今９８歳。胴が腐食して、鋲がかけおち、さびだらけになっているのです。たいまつを持つ手ももう限界。今日のニューヨークは本当に素晴らしい快晴であります。イーストリバーに秋の太陽がきらきらと輝いています。ニューヨークの皆さんこんにちは。また、私達はこのニューヨークへ帰ってまいりました。長いたびの後、このニューヨークに帰ってまいりますと、心が休まりますホッとするのであります。人間のあらゆる煩悩を飲み込んでしまうニューヨーク。後楽園球場に集まった１１０４８人の全ての人たちが、夢に描いたニューヨークへ遂にやってまいりました。第８回アメリカ横断ウルトラクイズのキングオブクイズをかけた二人が２機のヘリに乗ってパンナムビルへ向かっております。・・・この２５日間で一回り大きくなった二人。旅の間よきライバルでもありました。今でで最も実力が伯仲しております。宍戸対石橋戦とうとうそのときがきました。どちらが勝ってもキングオブクイズにふさわしい力を持っております。果たして１１０４８人の頂点に立つのは誰か？知力・体力・時の運、全てを早押しボタンにかけて、今こそ友情を捨て男の意地の見せ所。死力を尽くして戦うのみであります。今眼下にパンナムビルが見えてまいりました。グリニッジ・ハイスクール・バンドの皆さんが、今年もウルトラマークを作っております。・・・アメリカ横断ウルトラクイズ。決勝戦。過去７回、第１問を制したものがクイズ王に輝いて来ました。果たしてどちらが第１問を制するか？二人は友達同士。・・・全ての舞台装置が今そろいました。全てが止まっている中で秋の冷たい風が吹いております。この風は二人の心の中のざわめきの表れかもしれません。ここが後楽園球場に集まった１１０４８名の皆さんが絶対に来てみたいと思っていた憧れのパンナムビルの屋上です。ほらっ。今日は特によく見える。エンパイア・ステイトビル。さぁ早押しハットをかぶってください。第８回アメリカ横断ウルトラクイズ決勝戦。さてどちらが勝つか？	【クイズ形式】早押しクイズ文字通り純正早押しクイズ誤答お手つきはーポイント１０ポイント先取。
	【勝ち抜け人数】　２名 → １名
	【罰ゲーム】特になし。
	【印象に残っている１問】明治維新の三傑といったら、桂小五郎・西郷隆盛、後一人は誰？正解はこちらここをドラック → 　大久保利通
	【備考＆敗者復活戦】ここニューヨークで決勝戦には過去７回のちょっとしたジンクスがあるようです。それは、過去７回のウルトラクイズは全て画面の向かって左側の方が優勝しているということです。しかし、第８回でそのジンクスは打ち破られました。しかも最初こそはワンサイドマッチなるかと思われましたが宍戸さんの追い上げにより今までのなかで最も白熱した戦いとなったニューヨーク決勝なのでありました。ちなみに、その後のウルトラクイズも含めて、ここニューヨーク決勝では、画面に向かって右の席に座っている方がチャンピオンになったのは過去１７回中７回（厳密に言うと今世紀最後は決勝では解答席に座っておりませんが・・・）でやはり左側に座っている方のほうが優勝する確立のほうが高いようです。
【優勝者】石橋　史行

【賞品地】マイアミ
【ナレーション】優勝の喜びから一夜明けた石橋君。ニューヨークから一路賞品地マイアミへ。クラシックカーを作っている工場へ向かったのです。アメリカにはヨーロッパの古きよき時代のスポーツカーのレプリカを作っている工場がいっぱいあります。ここもその一つ。一台一台丹精込めて手作りで仕上げていきます。・・・【優勝賞品を見て・・・】あった後楽園を走ったのと同じ車。心うきうき夢は千里を駆け巡る。何を言っても上の空。・・・【エピローグ】マイアミのメインストリートをドライブする美女と野獣。いや、獣医さん。ウルトラクイズがまさか本物の車をくれるわけが無いでしょう。石橋君はニューヨークで勝った夜に、そっと私に言いました。しかし、初めてのマイアミ・初めてのオープンカー・初めての美女とのドライブで、彼の猜疑心もあっさり消えてしまったのです。石橋君。人生は石橋を叩いてわたったほうがいいんじゃないかい？それにしても隣の美女にどうして話しかけないの石橋君。彼が医者ではなく獣医を目指したのは、どうやらこの人見知りが原因であったそうな。ウルトラクイズはまだまだ終わりません。この世に敗者と勝者がいる限り、しかし勝ち負けはその結果で決めるものではありません。それに費やした努力ではかるものではないでしょうか。いつまでも冒険したいと願うそのチャレンジ精神こそが、ウルトラスピリッツなのです。さぁ来年のウルトラクイズ。テレビばかり見てないで、是非挑戦してみてください。それでは、また来年。おっとっと。いけないいけない忘れてた。今年のウルトラクイズ。まだ続きがあるのよ。・・・ばらばらなこの車実は工場の組み立てラインを特別にストップしてもらい、石橋君に自分の手で作る喜びを残して差し上げたのです。あ～ぁ。この細やかな気配り・・・人生には喜びもあり悲しみもあるのだ。ウルトラクイズは人生の比喩。人生はまたウルトラクイズの比喩なのだよ石橋君。さぁテレビをごらんの皆さん。来年のウルトラクイズに是非挑戦して ? 見てくださいどんな人生があなたを待っているか知るためにもね。	【優勝賞品】後楽園球場の第一次予選に登場した、日本に一台しかないクラシックカー１台。ただしエンジンはついていませんが・・・
	【備考】ウルトラクイズの賞品は必ずといっていいほど優勝者や私達視聴者の期待を見事に裏切ってくれますね。今回の賞品は、後楽園球場に登場した、日本に１台しか無いクラシックカーを１台プレゼントしてくれるというものでした。たしかに、誰もが本当にこんなすごい車もらえるの？と、思ったことでしょう。しかし、実際にマイアミの工場まで連れて行って、美女とその車に乗って楽しいドライブをしてきたら、これは本当にもらえるだろうと普通思いますよね。ここがウルトラクイズの巧妙な罠（もちろんいい意味での・・・）なんですよね。散々優勝者の気持ちを持ち上げといて、最後にとんでもない落ちをつけて私達全員の期待を見事に裏切ってくれるんです。今回は組み立て式のクラシックカーという落ちでした。実際には３ヶ月くらいで組み立てられるそうですが、ここでさらにとんでもない落ちが待っていたのです。それは、この車エンジンが付いていないというのです。エンジンの付いてない車ってかなり大きなプラモデルみたいなものじゃないですか？それを聴いた瞬間思わず笑ってしまいましたよ。だって組み立て式まではなんとなく創造できましたが、まさかエンジンが付いてないとは誰が思いますか？本当にウルトラクイズはこれでもかといわんばかりにとんでもなく素晴らしい裏切りをしてくれますね。

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